はじめての宇都宮観光!定番スポット・グルメ・餃子情報まで
「餃子のまち」として知られる宇都宮。グルメだけでなく、見どころもたくさんあるって知っていましたか?SNSでも話題の大谷エリアなどおすすめの観光スポットや、ユニークなお土産など、週末におでかけしたくなる情報をたっぷりご紹介します!
宇都宮ってどんなところ?
宇都宮餃子®や、日本遺産として知られる大谷石文化など、さまざまな魅力がある宇都宮。春はカクテル、秋は世界的な自転車レース、一年を通してジャズのイベントなどが行われ、毎年たくさんの人たちで賑わいます。餃子を食べ比べたり、壮大な自然に息を呑んだり、バーでゆったりグラスを傾けたり。冬でも雪はあまり降らず、一年中観光しやすいのも嬉しいポイント。東京駅から新幹線でわずか50分ほど、一度行ったらまた来たくなる、そんな宇都宮に出かけてみませんか。
「宮っ子」は週に2~3回餃子を食べるのが当たり前!?
宇都宮の1世帯当たりの餃子購入額(総務省家計調査)は、15年間日本一!現在も常に上位にランクインするほど、宮っ子はとにかく餃子が大好き。そもそも、宇都宮の餃子人気は戦後のこと。満州から帰国した日本兵が、本場中国の餃子レシピを広めたのが始まりだそうです。今では餃子を提供する店舗は市内に300店舗以上、餃子像、餃子通りなど、街のあちこちで餃子愛を満喫できます。
宇都宮餃子®は、白菜、キャベツなどの野菜たっぷりのものが主流ですが、実は「これが宇都宮餃子®」という決まった定義はありません。そのため、各店舗が独自のスタイルで餃子を追求しています。メニューに餃子しかない専門店も多いので、気になった餃子を何種類かオーダーして、ぜひ自分好みの餃子を見つけましょう!
迷ったら餃子のテーマパーク「来らっせ」に来らっせ!
「宇都宮みんみん」をはじめとする人気5店舗に加え、宇都宮餃子会加盟店が日替わりで餃子を提供。宇都宮餃子®ビギナーはもちろん、コンパクトに餃子めぐりをしたい方はこちらへ。宅配用の冷凍餃子やユニークな餃子グッズも販売しています。
日本遺産認定「大谷石文化」のロマンに触れる
むきだしの岩肌が作り出すダイナミックな景観を堪能するなら、市内中心部から車で30分ほどの大谷エリアへ。約1,500万年前の海底火山の噴火が作り出した貴重な大谷石、なかでも数々のCMや映画のロケ地にもなっている「大谷資料館」は見逃せません。地下30mの採掘場跡は、神秘的な巨大アート空間。ひんやりとした岩肌に触れながら、非日常な時間を過ごせます。周辺には大谷景観公園、大谷寺・大谷観音など、見どころもたくさん。日本遺産「大谷石文化」のストーリーの舞台である大谷の歴史ロマンを感じながら、ゆったり散策してみましょう。
まだまだある!絶対行きたい定番スポット
歴史と文化、自然が調和する宇都宮の、おすすめ観光スポットをご紹介。昭和レトロな動物園でのんびりするもよし、美しい竹林で散策を楽しむもよし。大人も子どもも楽しめる、魅力的なエンターテインメントがいっぱいです!
- 宇都宮二荒山神社
- 今も昔も人々の信仰を集め、源頼朝や徳川家康も戦勝祈願したといわれる歴史ある神社。餃子型がキュートな「しあわせ餃子おみくじ」が人気。街の中心部にありながら、自然が溢れる静謐な空間です。
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- 宇都宮動物園
- キリンやゾウなど大型動物へのエサやりや、ウサギなど小動物とのふれあい体験が人気。遊園地や子ども向けプール(夏のみ)もあり、オープン以来、長く市民に愛される動物園です。
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- カネホン採石場
- 巨大な採掘現場はまさに非日常空間!稼働中の大谷石の採石場が週末限定で一般開放され、さまざまなアトラクションが楽しめます。断崖絶壁から滑空するジップラインなど、ダイナミックな体験にワクワク!
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- 道の駅うつのみや ろまんちっく村
- 東京ドーム10個分という広大な敷地で里山文化を体験できるファームパーク。農産物直売所やお土産コーナー、地元食材を使ったレストランも充実。温泉や温水プール、宿泊施設もあり、1日中遊べます。
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- 若竹の杜 若山農場
- 緑豊かな竹林をのんびり散策。収穫体験や竹工作体験などのアクティビティも楽しめます。週末と祝日には竹林がライトアップされ、幻想的な雰囲気に。地産地消の食材を使ったカフェレストランもおすすめです。
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- 宇都宮美術館
- 「うつのみや文化の森公園」にたたずむ、森に包まれたミュージアム。絵画コレクションのほか、グラフィックやプロダクトデザイン作品も展示。自然観察会や音楽鑑賞会なども催され、市民の憩いの場となっています。
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国内初の全線新設LRT「ライトライン」に乗ろう
次世代の公共交通機関として注目される「芳賀・宇都宮LRT(ライトライン)」。宇都宮市と隣の芳賀町間の14.6kmを結ぶ路面電車で、鮮やかな黄色い車体がかっこいい!沿線には鎌倉時代の城跡を復元した飛山城跡や、1871年創業の宇都宮酒造、紅葉が楽しめる宇都宮駅東公園など様々な見どころがあります。乗り降り自由な一日乗車券を使って、沿線を巡ってみてはいかがでしょう?
夜の街でカクテル&JAZZに酔いしれる
実は全国トップレベルの実力を持つバーテンダーが集まる宇都宮。かつて宇都宮のバーテンダーが、全国大会で史上初の4連覇を達成したことをきっかけに、優秀なバーテンダーが育つ地となりました。「バーなんて行ったことないし、敷居が高そう…」という心配はご無用!宇都宮のバーは、ちょっとでも興味のある方なら大歓迎。ノンアルコールカクテルはもちろん、お店によっては週末限定で「昼飲み」を実施しているところも。栃木県を代表するいちご「とちあいか」や「とちおとめ」とのコラボレーションも見逃せません。宇都宮をモチーフにした「宇都宮オリジナルカクテル」をいただけば、会話も弾みそうです。
また、著名なジャズプレーヤーを輩出する宇都宮は「ジャズの街」としても知られており、毎日のようにジャズの生演奏を楽しむことができます。本格的なライブハウスからナイトラウンジ、ダイニングバーまでよりどりみどり。ぜひ、お気に入りのお店を見つけてみてくださいね。
スポーツ観戦で盛り上がろう
スポーツ好きなら、全国から訪れるファンと一緒にスポーツ観戦はいかが?宇都宮は、バスケットボールの「宇都宮ブレックス」、サッカーの「栃木SC」、自転車ロードレースの「宇都宮ブリッツェン」と、3つのプロスポーツチームの本拠地。最近は国際バスケットボール連盟(FIBA)主催で行われる、3人制のバスケットボール「3x3(スリーエックススリー)」の国際大会「宇都宮オープナー」も開催されています。試合期間中は、関連イベントなども含めて街全体が盛り上がっているので、旅の楽しさも倍増です!
自転車の祭典「宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース」
アジア最高峰のワンデイロードレースに世界のトップ選手が毎年集結!1990年に宇都宮で開催された「世界選手権自転車競技大会」での盛況を受け、1992年に同コースでジャパンカップが創設されました。つづら折りの登り坂など見どころも多く、大会期間中は、10万人以上の観客で賑わいます。
宇都宮ならではのお土産をゲット
旅先ではお土産探しも楽しみのひとつ。冷凍宅配できる宇都宮餃子®はもちろん、スイーツ系からグッズ系まで、宇都宮ならではのご当地土産を探してみましょう。駅近で探すなら、JR宇都宮駅直結のパセオ2Fの「とちぎグランマルシェ」がおすすめです。観光途中に立ち寄りたい「道の駅うつのみや ろまんちっく村」では地元産の野菜も販売。また、大谷石グッズを探すなら「ベルテラシェ大谷」をのぞいてみましょう。