飯山の獅子舞

宇都宮北部に伝わる獅子舞

毎年8月15日に行われている疫病防止の獅子舞。関白流獅子舞の一つで、言い伝えによれば901年~922年に藤原利仁が上河内地域を荒らしていた蔵宗・蔵安兄弟を平定した後、飯山の地で病にかかり永眠しました。利仁の死を悲しんだ飯山の人々が、利仁の守り神の三尊神獅 の頭を奉納するとともに、毎年獅子舞を阿蘇神社に奉納したのが始まりといわれています。太夫獅子、雄獅子、雌獅子の3匹で舞う一人立ち三匹獅子舞で、当日は公民館から隊列を組んで阿蘇神社の境内に向かい、そこで神楽舞、弓くぐりの舞等を行います。かつては8月17日と18日にも風祭、天王祭として村内を獅子が歩いたといわれ、その際、世話人の家や村の道辻などで、疫病を防ぐための獅子舞が行われました。また、近年は篠井地区の文化祭にも出演しています。

基本情報

開催期間
8月15日(2024年は開催なし)
開催時間
年により異なる
開催場所
阿蘇神社
住所
〒321-2101
栃木県宇都宮市飯山町993
アクセス(車)
・東北自動車道「宇都宮IC」から約15分
・東北自動車道「鹿沼IC」から約25分
・北関東自動車道「宇都宮上三川IC」から約45分
アクセス(公共交通機関)
・JR宇都宮駅から関東バス「船生」行きで約50分、「飯山入口」下車、徒歩約20分
関連サイト

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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