天下一関白神獅子舞
宇都宮北部に伝わる獅子舞
県指定文化財で、県下に広く分布する関白流獅子舞の始祖とされ、今日まで一千年も脈々と引き継がれてきた獅子舞。上河内地区の関白山神社の祭礼で毎年8月第1土曜日に、悪魔払い、家内安全、厄難消除として行われる獅子舞です。この獅子舞は、平安時代に都から賊退治を任じられた藤原利仁公が、この地で急逝し、その葬儀の折り、一天にわかにかき曇り、辺り一面闇夜のようになったので、3匹の獅子を舞わせたところ天候が戻ったという伝説が由来とされています。祭礼当日は、朝公民館で身支度を整え、9時ごろ26人程の行列を組み、神参りの笛と太鼓で神社へと進みます。神社では神事の後、午後4時ごろまで、平庭(ひらにわ)、蒔寄(まきよせ)、唐土(とうど)の舞、弓くぐり、芝隠し、御子舞(みこまい) の六庭を演じます。最後の舞「御子舞」は関白流獅子舞の開起を模倣したもので、賊を鬼に、利仁公と家臣が獅子となって鬼を退治するストーリーとなっています。
基本情報
- 開催期間
- 8月第1土曜日(2024年8月3日(土))
- 開催時間
- 年により異なる
- 開催場所
- 関白山神社
- 住所
- 〒321-0412
栃木県宇都宮市関白町667 - アクセス(車)
- ・東北自動車道「宇都宮IC」から約15分
・東北自動車道「鹿沼IC」から約20分
・北関東自動車道「宇都宮上三川IC」から約35分 - アクセス(公共交通機関)
- ・JR宇都宮駅から関東バス「今里」行きで約30分、「上河内地区市民センター」下車、徒歩約30分
- 関連サイト
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