宇都宮観光ナビ -宇都宮市観光公式サイト-

JR宇都宮線（東北本線）JR雀宮駅西口がスタート！

雀宮駅から国道4号線に出たところ、ちょうど駅の入り口にあたるところにある家が脇本陣です。この家は、江戸時代に大名が日光や宇都宮に行くときに泊まった家です。現在は石碑のみになってしまいましたが、この家の反対側に本陣があり、１年交代で仕事をしたようです。今では、この家のように宿場町の様子を残すところはほとんどなくなってしまいました。

雀宮本陣跡碑が残っています。小倉半右衛門が勤め、名主、年寄を兼ね建坪は百五十坪であったといわれています。小倉家は宇都宮氏の家臣として二万石を領していましたが、宇都宮氏が没落するとこの地に土着したといわれています。

祠の中には1858（安政5）年建立の馬頭観音と、1922（大正11）年建立の生駒神や勝善神が安置されています。

997（長徳3）年八幡太朗義家の創建とされます。雀宮村の鎮守。1713（正徳3）年東山天皇より金文字で「雀宮」と書かれた「勅額」が下賜され、この額が社頭にあるため日光社参の将軍や諸大名は参拝を常としていました。

堂内には地蔵尊や如意輪観音像等が安置されています。

学問の神「菅原道真」を祀る天神社。この辺りは台新田村立場後で高札場があったといわれています。領内の名主や町年寄は当社にて宇都宮藩主参勤の送迎を行ないました。将軍社参の際は境内に仮の御茶屋が設けられたようです。

蒲生君平は1768（明和5）年宇都宮の生まれで、寛政三奇人の一人。尊皇家で明治になって遺功が追賞されました。

推定樹齢800年で栃木県指定の天然記念物でしたが、2013（平成25）年台風18号で半倒壊し、その後伐採され、現在は切り株が残るのみです。

1605（慶長10）年の創建。墓所には戊辰戦争で戦死した宇都宮藩士の墓があります。参道の子安地蔵は宇都宮藩主戸田氏の守り地蔵尊でした。

1059（康平2）年初代下野国司宇都宮宗円が欧州征伐の戦勝を祈願して彫った不動尊が祀られています。宇都宮城乾の守護仏でした。

危機がせまると汗をかいて知らせる、との言い伝えがある阿弥陀如来像。関東大震災の直前には、拭き取れないほどの汗をかいたといわれています。国の重要文化財。拝観は要連絡。

学問の神「菅原道真」を祀る天神社。宇都宮城西の守護神でした。

境内には官修墳墓（官軍の墓）があります。全国に「戊辰薩藩戦死者墓」がある中で、ここが一番美しいと言われています。茅ぶきの山門は350年以上も前のものです。

建坪191坪余で門構え玄関付きでした。問屋を兼ね貫目改所が置かれていました。現在は庭木の大イチョウを残すのみです。

江戸からの街道は、ここで日光街道と奥州街道に分かれました。北へ向かう清住町通りが日光街道、東へ向かう大通りが奥州街道に当たり、多くの人馬で賑わった場所でした。

東北新幹線を始め、宇都宮線・日光線・烏山線が集まっています。駅の西口にはバスのターミナル、東口にはライトラインの停留場があり、公共交通機関でな所にいけるため、まさに、宇都宮市の交通の中心と言えます。駅前から西にのびる通りを大通りと呼び、一日中多くの車が行き来しています。駅ビルを含め、周辺には商業ビルが集まり、多くの人々で賑わっています。