車なしでOK!大谷観光一日乗車券で巡る「大谷資料館」とその周辺を巡る日帰りモデルコース
宇都宮の特産物として知られる大谷石。市中心部の北西約8kmに位置する大谷には、大谷石で造られた大谷観音や、巨大な平和観音などが目白押し。2018(平成30)年5月には日本遺産の認定を受け、多くの文化財が登録されています。おしゃれなカフェレストランやベーカリーが続々オープンする、注目のエリアです。
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- 所要時間
- 日帰り
- 交通手段
- バス、徒歩
JR宇都宮駅
宇都宮市の玄関口であり、栃木県の玄関口でもあるターミナル駅
東北新幹線を始め、宇都宮線・日光線・烏山線が集まっています。駅の西口にはバスのターミナル、東口にはライトラインの停留場があり、公共交通機関でな所にいけるため、まさに、宇都宮市の交通の中心と言えます。駅前から西にのびる通りを大通りと呼び、一日中多くの車が行き来しています。駅ビルを含め、周辺には商業ビルが集まり、多くの人々で賑わっています。
- 住所
- 宇都宮市市川向町1
カネホン採石場
土日祝限定!遊べる採石場でアクティブ体験しよう
稼働中の採石場が、土日祝日限定で壮大なスケールの遊び場に早変わり。「大谷石の文化に触れて欲しい」「壮大な風景をたくさんの人に見て欲しい」との思いから、さまざまなアクティビティを提供しています。
160年にわたって採掘されてきた巨大空間は日常を忘れるダイナミックな光景。一瞬どこにいるのか分からなくなるような迫力です。
高さ30mの断崖絶壁から滑空するジップライン、探索ツアーや宝探し、ものづくり体験、大谷石の石窯での本格的なピザ焼き体験など、さまざまなアクティビティを通して大谷石の魅力に触れてみましょう。未就学児は入場無料、子どもから大人までアクティブな一日が過ごせます。
- 住所
- 宇都宮市大谷町209
- 電話番号
- 028-678-8802
- 営業時間
- 土曜日、日曜日、祝日の 10:00~15:00
- 定休日
- 月曜日~金曜日
ROCKSIDE MARKET
散策の合い間にひと休み!
県内のメーカーや作家の工芸品などが揃う。大谷石に囲まれた特別な空間で、ガレットなどの軽食やカフェメニューをイートインでお楽しみいただけます。
- 住所
- 宇都宮大谷町909
- 電話番号
- 028-688-8604
- 営業時間
- 9:30~17:00
- 定休日
- 大谷資料館の休日と同じ
大谷資料館
まるで地下神殿!大谷石の採掘場跡が神秘的なアート空間に
ひんやりとした空気を感じながら階段を下りていくと、目の前に広がる巨大な地下神殿。広さ2万平方メートル、深さ30mにもおよぶ迷宮は、「資料館」という名から想像できない圧倒的なスケール感。手堀り時代のツルハシのあとが残る石肌にそっと触れながら歩いていると、時のたつのを忘れてしまいそうになる、そんな非日常な気分が味わえると話題になっています。
大谷石は軽くて柔らかく、自然な風合い、耐火性などに富み、宇都宮の産業を支えてきた存在です。建築家フランク・ロイド・ライトが帝国ホテル旧本館に使用したことでも知られています。大正から昭和の約70年をかけて掘り進めらた採掘場跡は、以前は一般の人が見ることのない「未知なる空間」でした。
現在は、宇都宮の人気観光スポットとなり、大谷石の歴史を伝えることはもちろん、その唯一無二の巨大空間を使って、映画や映像作品の撮影、コンサートなども行われています。天井と壁の隙間から光が射し込む神秘的な「教会ゾーン」では、実際に挙式を行うカップルも。年間通して平均気温8℃、夏でも13℃ほどなので、お出かけの際は軽い防寒着をお忘れなく。
- 住所
- 宇都宮市大谷町909
- 電話番号
- 028-652-1232
- 営業時間
- 4月~11月:9:00~17:00(入館は16:30まで)
12月~3月:9:30~16:30(入館は16:00まで) - 定休日
- 4月~11月:無休
12月~3月:毎週火曜日(臨時休業あり)
大谷景観公園
大谷石の奇岩群を一望!ピクニックにもぴったりな芝生の公園
旧大谷市民の家跡地に設置された芝生の公園。東側には姿川が流れており、その対岸には切り立った大谷石の岸壁が連なるお止め山がそびえ立っています。
国の名勝「大谷の奇岩群」にも指定されているお止め山。岩肌と松樹が織りなす景色は「陸の松島」とも呼ばれており、大谷石の産地、大谷らしい迫力ある景色を味わうことができます。
公園は芝生の広場になっているので、家族連れのピクニックにもおすすめ。姿川のせせらぎを聞きながら、ゆっくりと過ごすことができます。大谷観音と大谷資料館のちょうど中間に位置しているので、ぜひあわせて訪れてみてください。
- 住所
- 宇都宮市大谷町1224
- 電話番号
- 028-678-8039
- 定休日
- 無休
大谷寺・大谷観音
弘法大師作といわれる巨石に彫られた千手観音像は必見
天然の岩にすっぽりと包まれた大谷寺は、810年弘法大師によって開かれました。鎌倉時代には坂東19番の霊場となり、多くの人々から尊崇されてきました。
ご本尊の大谷観音は、岩に彫られた高さ4mの千手観音像。弘法大師によって彫られたといわれる日本最古の磨崖仏です。千手観音とともに配される、釈迦三尊、薬師三尊、阿弥陀三尊の十体の石仏とともに、国の特別史跡と重要文化財に二重に指定される貴重な日本遺産です。
隣接する宝物館には、縄文最古の人骨が展示されるなど見どころもたくさん。大谷石奇岩群の織りなすダイナミックな景観を眺めながら、歴史に思いをはせてみましょう。
- 住所
- 宇都宮市大谷町1198
- 電話番号
- 028-652-0128
- 営業時間
- 8:30~16:30(10月~3月は9:00~16:30)
※受付は20分前に終了 - 定休日
- 木、12月26~31日
平和観音
総手彫りで製作された高さ27mの優しいお顔の観音さま
かつて屋外採掘場だった大谷石の岩壁に彫られた巨大な観音さま。戦没者の慰霊と世界平和を祈念して昭和23年より6年をかけ、総手彫りで製作されました。階段で上に登れば、大谷の町並みとともに、何とも言えない柔和なお顔を間近で眺められます。
大谷寺や大谷資料館にも徒歩で数分の距離なので、あわせて立ち寄ってみるのがおすすめ。途中には採掘の痕跡があったり、横穴の出入口が埋められた跡を発見したり、資料館とはまた違った楽しみ方ができます。
- 住所
- 宇都宮市大谷町1174
- 電話番号
- 028-652-0128
- 定休日
- 無休
ベルテラシェ大谷
大谷の新鮮野菜やグルメ、大谷石クラフトが体験できる観光拠点
大谷観音から徒歩1分の場所にある「ベルテラシェ大谷」は、宇都宮東側にある大型ショッピングモール「ベルモール」が手掛ける商業施設。ベルテラシェはテラスとマルシェを掛け合わせた造語から生まれた名称で、その名のとおり、大谷石の外壁が印象的な平屋の建物は広々としたテラスに囲まれています。
施設内は飲食館・物産館・体験館の3つのエリアに分かれており、飲食館にはバターミルクを漬け込んで揚げたジューシーなロックチキン&スナック、特製日替わりカレーが味わえる「OYA PICK ROCK」と、地場産食材と美味しい発酵食品をテーマに本格的ならーめんを提供する「麺屋りんく」が入店。
物産館には、大谷いちごを使ったスイーツが楽しめる「HALA-CUCCIGO」や、日光で有名なプリンの店「日光ぷりん亭 大谷店」、近隣農家の新鮮野菜や大谷石細工などを取りそろえた「ベルテラシェ物産館」が並んでいます。
また、体験館には石絵体験やカエル色付けなど大谷石を使ったクラフト体験が用意されており、大人も子どもも楽しむことができます。旅の思い出づくりに、ぜひチャレンジしてみてください。
- 住所
- 宇都宮市大谷町1263-2
- 電話番号
- 028-652-3500
- 営業時間
- ■3~10月
飲食館10:30~17:30(L.O.17:00)、物産館9:30~17:30、体験館10:00~16:00
■11~2月
飲食館10:30~16:30(L.O.16:00)、物産館9:30~17:00、体験館10:00~16:00 - 定休日
- ■3~10月
第2火曜日
■11~2月
毎週火曜日
「大谷観音前」からバスで約30分、終点下車
JR宇都宮駅
宇都宮市の玄関口であり、栃木県の玄関口でもあるターミナル駅
東北新幹線を始め、宇都宮線・日光線・烏山線が集まっています。駅の西口にはバスのターミナル、東口にはライトラインの停留場があり、公共交通機関でな所にいけるため、まさに、宇都宮市の交通の中心と言えます。駅前から西にのびる通りを大通りと呼び、一日中多くの車が行き来しています。駅ビルを含め、周辺には商業ビルが集まり、多くの人々で賑わっています。
- 住所
- 宇都宮市市川向町1